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第2章「神への信仰」 第06話「諮撫徽の死亡フラグ初体験 前編」

第6話「諮撫徽の死亡フラグ初体験 前編」

☆翌朝
結局俺は、鈍器の相手を思いつかずに終わった。
鈍器のような武器を使う人はそうそういない。
どうしようかと考えつつ、朝の鍛錬を開始した。

☆昼食
結局、と言うかやはり、相手は考え付かなかった。
長時間かけて思いつかないものを短時間で思い出すのは不可能に近いだろう。

諮撫徽「駿希~、鈍器の使い手の奴なんて、知らないよな~・・・。」

駿希「しらな・・・あ、そうだ、あいつはそういえば鈍器だったっけな・・・。」

諮撫徽「え?心当たりあるのか?」

駿希「一度しかあったことないから、すっかり忘れてた。はてさて、今はどこにいるのやら・・・。」

諮撫徽「家とかないのか?」

駿希「家なんて持ってねぇよ、あいつは。とりあえず、妖怪の山に行って、鈍器使いに会いたいと思いながら散歩でもしてろ。」

諮撫徽「・・・?よくわかんねぇけどとりあえず了解としておく。」

俺はよく分からないまま、とりあえず飯を食べ終えた後、妖怪の山に向かって外出をした。
妖怪の山へ入るには許可が必要なようだが、今の俺に、それは必要がない。
なぜなら神として全世間に知れ渡っている上、椛と文の友達でもある。天魔にもあった事がないとは言えない。
向こうからじきじきにこちらにやってきたのだ。それだけ俺が認められていると言うことである。

☆妖怪の山
とりあえず、ボーッとしながら妖怪の山に到着。

諮撫徽「ん~・・・。ま、いいか。」

適当に思考し、山に足を踏み入れた。
ボーッとしてはいたが、頭に鈍器使いに会いたいという事は忘れずに歩いた。
暫く歩いていると、目の前から人が来た。

諮撫徽「お~、椛、せいが出るねぇ。」

椛「誰かと思えば、諮撫徽さんでしたか。これは失礼。私は仕事に戻ります。」

どうやら、誰かが山に入ったから確認して来いと命令でもされたのだろう。
俺だと確認すると、早々と来た道を走っていった。

諮撫徽「愛想がねぇやつ・・・。いや、うそです。ごめんなさい(涙」

自分の心が自分に謝るような言葉を発したバカであった。
とりあえず、その後も鈍器使いに会いたいという事を忘れずにボーっとしながら歩いた。
もうだいぶ歩いたなと思い始めた頃、視界に人の姿が入った。
髪型がぼさぼさで、服も古腐った服だった。ところどころ穴が開いてたりさかれたりしている。

???「お前、俺の事が見えるのか?」

諮撫徽「ここに人がいて、気づかない方がおかしい。」

???「お前、何を思考してた?」

諮撫徽「鈍器使いに会いたい、ただそれだけだ。」

???「鈍器使い、ほう、俺の事を誰かから聞いたようだな。誰か、と言うより、俺の事を知ってるのは駿希ぐらいだが。」

諮撫徽「駿希を知ってるということは、お前が駿希の言ってた鈍器使いか?」

???「いかにも。だが、誰が俺の事を教えようが、俺にその事を知られた限り、殺さなければならい。」

諮撫徽「ころさ・・・っていきなり過ぎるだろ!!」

???「問答無用!ふん!」

ブォン!

鈍い空気を切る音が聞こえた。
まさにそれは鈍器、棘鉄球だった。
それは鎖に繋がれていた。
通りで一瞬、チャラチャラという鉄が当たるような音がしたわけだ。

諮撫徽「せめて、名乗れよ。」

???「ふん、名乗るときは自分からと言うのが礼儀であろう?」

諮撫徽「はっ、驚きだな。この俺を知らないとは。俺の名は十六夜諮撫徽。人は俺を、神と呼ぶ。」

???「神・・・か。所詮俺の敵ではないわ。俺は永彗雷鬼影。一匹狼の鈍器使いだ。」

ブォン!

永彗雷鬼影と名乗った男は、とても人間には持ち上げられないような大きさの鉄球鎖を通して振り回す。
それがこっちへ飛んでくるたびに、空気を切る鈍い音が聞こえた。

諮撫徽「なめるなぁ!!!」

俺はそう叫びながら、ブレスレットから鈍器――どでかいハンマーで、雷鬼影が持つ鉄球よりもさらに大きい――を取り出した。

ブォン!ドスーン!!

俺はそのどでかいハンマーを振り下ろした。
当然当たらなかったが、ハンマーを地面に叩きつけた時にできた軽い地震が起きたおかげで、そこにいた奴らが驚いてそこから逃げた。
俺がハンマーを持ち上げると、その部分はだいぶめり込んでいた。

雷鬼影「驚いたなぁ。俺の鉄球よりも重そうなものを振り回すとは。」

諮撫徽「驚いてる暇があったら、踊ってろぉ!!」

俺は連続でそのハンマーを振り回す。
遠心力をうまく利用し、体ごといろんな方向に振り下ろしたり振り上げたり。
おかげで次から次へとクレーターらしきものができた。
その上振り下ろされ、地面に叩きつけた時に起こる地震も半端じゃないくらい拡大した。
そのうち地盤沈下を起こしかねない。
辺りから何事かと天狗たちが集まるぐらい、その自身の範囲は広かったようだ。
だが天狗たちは止めるにも俺がハンマーを振り回しているため、危なっかしくて近づけなかった。
雷鬼影も、俺の言う通り踊らされていた。あんな物に当たったら人たまりもない。かわさざる終えないのである。
だが、俺も雷鬼影も、一向に疲れを見せない。

雷鬼影「そろそろつかれてきたんじゃないのか?」

諮撫徽「なぁに、この程度できなくてはビッグハンマー使いの名が廃る。」

雷鬼影はかわしながら、俺は振り回しながらその会話をする。
俺は振り回し始めたせいか、それが止まらなくなってしまうというのが弱点でもある。
止めるには地面に思いっきり叩きつけるしかない。
それか、とりあえず手放す。勢いでどこかに飛んでいってしまうが、どちらにしろ軽い地震が起こるのに変わりはない。

諮撫徽「そろそろ本気で行かせてもらう!」

実はこのハンマー、持つ部分が九節棍という特殊な武器になっている。これも当然鈍器の部類。
九節棍というのは、1本の棒に鎖を仕込み、九つの関節を持つ。
投げるように勢いよく突き出せば、鎖の長さだけそれが伸びる。当然、伸びないように固定もできるわけで。
ハンマーのヘッドを外せば、完璧な九節棍になる。ハンマーのヘッドは鉄球として投げれば危険な武器になるわけで。
外さなくても鎖付鉄球として使用が可能。初めて見る人は当然これに嵌る。
手元の引き金のようなものを引けば、ロックが解除され、九節棍となる。
逆に普通の棍棒としても使える。
本日30回目の軽い地震。持ち上げると同時に九節棍のロックを外す。
そして大きく振りおろした。

諮撫徽「かかったな!」

予測どおり、雷鬼影は後ろに飛びのいた。
振り下ろす最中にそれは伸びた。

ドーン!

雷鬼影「ぐぉ・・・・、ま、まさか伸びるとは・・・。」

それは掠った程度だった。が、それでもハンマーというものはダメージがでかい物で、掠りでだいぶ大きな衝撃を受けたようだ。

雷鬼影「どうやら俺も本気を出さなければならないようだな・・・。」

俺は九節棍を引き戻し、再び1本の棒にする。
そして、横に大きく振り回した。九節棍にあるもう一つのロックを外しながら。

雷鬼影「ぬぉ!?」

目の前から黒い鉄球らしきものが飛んでくればそれは驚くだろう。
そう、俺が外したのはヘッドを止めて置くロック。思いっきり横に振りながらロックを解除すれば、完全にロックが外れたところからめの前に飛んで行くのは当たり前だ。
俺は相変わらずこれになれないのか、いきなり重みがなくなったためそのまま1回転してしまった。こける事はないが。

諮撫徽「やっぱなれないな~・・・。」

俺は軽く腕を振る。

雷鬼影「ふん、余裕をこいていられるのも今のうちだ。」

そういって、雷鬼影は木陰に移動した。
暫くすると、その木陰から雷鬼影が・・・いや、真っ黒な生物がでてきた。

諮撫徽「・・・?」

不思議に思い、足元を見て見る。
そこにあるはずの物がなかった。
影である。

諮撫徽「まさか、俺の影・・・?」

雷鬼影「いかにも。お前はこいつを倒さない限り俺に触れる事はできない。」

諮撫徽「なるほど、これなら確かにお前が強いと言う事が分かる。ハッ!」

掛け声と共に、影に向かって突く。
が、あっさりとかわされ、同じ技で返された。
当然それをかわしたが、その棒は、折れた。

諮撫徽「ちっ・・・。」

舌打ちしながらとっさにジャンプ。
それは九節棍である。

諮撫徽「さすがは俺の影と言ったところか・・・。俺自身を完全にコピーした姿か・・・。」

そうなれば、もはや隠し玉も何もない。
残り二つ隠し玉を持っていたが、もはや意味がない。
軽く考えた挙句、その隠し玉のうちの一つも明かすことにした。
九節棍にある第3ロックを外す。
これにより、九節棍は倍の関節を持つ、十八節棍となった。
だが、相手はまだ九節棍と思ってるだろう。
第3ロックしだいで、2種類の節棍持つ棒となる。
いろいろな意味で危ない代物である。

諮撫徽「なめるなよぉ・・・?」

どっかの柄の悪い不良の如く、俺は十八節棍を突き出す。
当然相手はよけるが、その方法はジャンプ。
俺と同じだったが、それが命取りだった。
俺は突き出すとき、下から上に上げるような形で突き出した。
伸びれば上に向かって伸びる仕組みである。
ジャンプする相手には最適の方法である。
十八節棍にはもともと2本の鎖が仕込まれていて、つながるように伸びる。
第3ロックを外すと、九節棍の倍の長さに伸びるのだ。
重さは当然変わらないが。

諮撫徽「捕らえた!!」

が、俺は忘れていた。
九節棍のもう一つの使い方を。
影は捕らえられると九節棍を突き出した。
それにより、こっちに伸びてくる。
が、俺はそれを十八節棍の束縛をとかない限り、当たってしまう。
悩んだ末、そのまま束縛を続ける事に。
もろ顔面にぶち当たった。
無理によけようとしたため、当たり所が悪かったらしい。

諮撫徽「くっ・・・。」

俺は軽くよろめいた。意識が薄れている。
どうも鼻の下にぶち当たったらしい。
急所を突かれてしまってはいくら神とはいえどうにもならない。
俺は意識を保つ事ができず、そのまま倒れた。
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