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第2章「神への信仰」 第07話「諮撫徽の死亡フラグ初体験 後編」

第7話「諮撫徽の死亡フラグ初体験 後編」

☆雷鬼影視点

バタッ

雷鬼影「打ち所が悪かったようだな・・・。」

神と名乗った彼は、いま、俺の前に倒れていた。
俺はしっかりと見た。影の攻撃が彼の鼻の下にぶち当たったのを。
鼻の下は人間なら急所。うわさでは、外からやってきた奴が神になったと言う。
おそらく、こいつがその外からやってきた奴だろう。
とすれば、考えられるのは人間である。
人間は急所を突かれると死ぬという。
彼はおそらく死んでしまったのだろう。
俺はいつものことだと思い、そのままその場を立ち去った。

☆雷鬼影が立ち去っておよそ5時間、諮撫徽視点

諮撫徽「ん・・・っ、くっ・・・。」

俺は鼻の下に激しい痛みを覚えながら目がさめた。

諮撫徽「俺、死んだのか・・・?」

そうつぶやきながら、自分を舐め回すようにして見る。
一応家系が医者の家系のため、こういうときのためのある程度の知識はある。

諮撫徽「どうも、死んだ可能性が高いな。とすると、俺は幽霊かなんかか・・・?」

周りを見渡せど、自分の肉体はない。というより、先ほどまで戦っていた場所である。
何時間経ったかは分からない。
もういちど、自分を見る。
よく見ると、自分自身から冷気のような、だが黄色い、もやのような物が出ていた。
触った感じは特に何もない。見方しだいでは、白銀にも見えない事もない。
黄金に近いのであろう。
なんにしろ、ここにいては事態が分からないので、落ちている十八節棍とハンマーのヘッドをくっつけて、ブレスレットにしまう。
そしてとりあえず、山を下った。

☆暫くして
もう夜だと言うのに、誰一人として、俺に襲ってくるものはいなかった。
こんな事は珍しい。物知らずなバカが俺に襲ってくることが多いため、襲ってこない方が不思議なぐらいなのだ。
それに、この妖怪の山に来たのは今回が初めてである。俺の事を知らないバカ野郎が一人や二人いてもおかしくないのだが、それがいない。
本当に不思議であった。幽霊なら、可視できないという事があるかもしれないが、幽々子は幽霊でありながら可視できるので、それはないと判断する。
それに、イメージにある幽霊には足がないが、幽々子にも、そして自分自身にもそれがある。
妖怪の山を下りきり、人里にたどり着く。やはり人がわんさかいたがこちらには気づいていない。
どうやら、こちらの姿が見えてないようだ。
とりあえず、帰宅をする事にし、振り返った。

諮撫徽「!?」

なんと、目の前に先ほどの雷鬼影が突っ込んできた。
当然の如くあた・・・らなかった。自分自身を貫通していったのだ。
これで確信した。自分は完全な幽霊である。
だが、可視できないという事にやはり疑問を持った。
何故だろうか。幽々子は幽霊でありながら可視ができる。
何かの能力・・・と考えたが、幽々子は確か“死を操る程度の能力”だったはず。
それを考えると、まずその能力は当てはまらない。とすれば、何か。
数分考えたが、結局分からなかった。そして自分の手を見てふと気づいた。
先ほどの靄らしきものがさらに強くなっていたのだ。
とりあえず、幽々子のところに行く事にした。
幽霊同士なので幽霊は見えるだろうし、何か分かるかもしれないと思ったからだ。

☆白玉楼+視点アウト(第3者)
やっとの事で、白玉楼に到達。
どうも、戦闘のときの疲れが残っているようだ。

妖夢「あれ?諮撫徽さん・・・ですか?」

俺はコクリと頷く。

妖夢「またどうして幽霊なんかに?」

諮撫徽「いや、俺、死んだっぽい。」

妖夢「え!?」

妖々夢はその言葉を聞くと慌ててふためいて(おそらく)幽々子のところへ。
暫くすると幽々子がやってきた。

幽々子「あらあら、誰かに殺されたのね・・・?」

諮撫徽「そうだ。俺って、本当に死んだんだよな・・・?」

一応、確認を取る。
幽々子は諮撫徽を舐め回すように見た。
そして驚いた。

幽々子「あなた、確か神だったわよね・・・?」

諮撫徽「そうだけど、それがどうした?」

幽々子(これは驚いたわ・・・。神って死ぬ事ができないだなんて・・・。)

諮撫徽「どうした?」

幽々子「あなた、まだ死んでないわよ。ただ、死んだように見えるだけ。」

諮撫徽「どういうことだ?」

幽々子「聞いての通りよ。あなたは神でしょう?」

諮撫徽「だから、その神が何なんだ?」

幽々子「貴方のからだから出てるその靄みたいなもの、神力よ。」

諮撫徽「神・・・力・・・?」

幽々子「そう。神や神が作った道具、神具のみが持つ力よ。霊力とさほど変わらないけど、貴方と同じ霊力の量を持ってる人と比べても、比べ物にならないくらい強い力。それが神力よ。」

諮撫徽「数値にしていくつだ?」

幽々子「そうね・・・。」

幽々子はポケットから何かを取り出した。

幽々子「これは、霊水晶。霊力の込められた水晶よ。これ一つが大体人一人分の霊力。神力はこれの数千倍よ。」

諮撫徽「まさに未知数、ということか・・・。だけど、何故それが俺から溢れ出している?」

幽々子「貴方はその神力のおかげで生命が繋がれているの。その神力は永久に持つから、ころされる事は決してないわ。その神力を溢れさせなくするには、致命傷を完全に再生すればいいわ。」

諮撫徽「致命傷・・・。これか・・・。」

そう言って、鼻の下を指差す。

幽々子「そう、急所を突かれたのね・・・。」

諮撫徽「そうだ・・・。俺とした事が不覚だったよ・・・。幽々子、そして妖夢、今日はありがとう。俺は帰るよ。」

幽々子「そう。もう少しゆっくりして行けばいいのに。」

諮撫徽「そうも行かないよ。駿希が心配する。じゃあな。」

その言葉を残し、諮撫徽その場を去った。

☆白玉楼から出ておよそ2km-諮撫徽視点
俺はコピー能力を使用し、致命傷を喰らったところに完全再生を施した。
どうやら幽々子の言葉は本当だったようで、完全再生を施すと、暫く経った後靄のようなものが消えた。
同時に自分に力が戻ったような気がした。いや、前よりも力が上がったような気がした。
神力の事に気づかされたためであろうか。
俺は再び人里へ。既に日は暮れきっていて、夜である。
今宵は満月であった。
いくつかの妖怪が暴れだしてもなんら変哲のない日である。
幻想郷では、満月の日、妖怪が暴れだすと言うのはよく聞く話である。
ふと、自分の背中を見た。そして驚いた。
自分の背中に羽のようなものがあるではないか。
もしやと思い、手の上に1万円があると思って見る。
すると、フッと出現した。どこから同見ても本物である。
つまり、これから察するに、おそらくEX化してるということだろう。
これはしって置かないといろいろ大変なので、EX化する日を知りたいと願った。
当然、能力は完全開放されているわけで。
1/1,2/4,5/5,7/7,9/15,12/31、そして今日のような満月の夜にそれは現れるらしい。
その力は夜のみ現れるようで。夜、と言う事は12時を過ぎても月が消えるまではその状態になるらしい。
月の位置からしておそらく深夜が近い。
とっととやる事を終わらせよう、そう思う。


☆人里
人里に、そいつはいた。
雷鬼影。今日の昼、戦って俺に勝った妖怪。

諮撫徽「雷鬼影、だったか。」

雷鬼影「お前、死んだんじゃなかったのか?」

諮撫徽「残念ながら、俺は死ねない立場にあるらしい。お前にもう一度、再戦願う。」

雷鬼影「ふん、いいだろう。俺の勝ちは既に見えている。」

そう言って彼は再び俺の影を出現させた。
が、その影にはないものがあった。
自分の背中にある羽のようなものである。
自分自身では醜いため、よく分からないが、形から察するにおそらく蝶の羽。
影にそれがないと言うことは、この影は所詮霊力で作り出された物だと分かる。
能力が神でも、霊力で作り出されたものでは、神力というものは持てない。
幽々子の話から、そして、その影を見て、その事を判断することができた。

諮撫徽「今の俺は、前の俺とは違う。覚悟・・・しておけよ?」

雷鬼影「ふん。前と違う・・・このような短時間で変われるはずなかろう。」

諮撫徽「わからないぞ。人間死ぬと生まれ変われるというからな。」

そう言って、全力疾走で突っ込む。
ただの全力疾走ではない。足の裏に、神力を集中させた。
それにより、速度が半端ない速度、所謂神速になった。
手には既に九節棍。俺はそれで激しい突きの連続を繰り出した。
九節棍の二節目を持っての突きのため、一節目だけが伸びる形で突き出される。
それも、腕の筋肉に神力を集中させることで、突きの速度を神速にする。
やった事もないのに、こうも簡単に、そして完璧に、神力を使いこなしている。
EX化してるためなのか、既に体が神力に慣れてしまっているのか、それはわからない。
だが、一ついえるのは・・・

諮撫徽(俺、完全に前より強くなってる・・・!!)

そう、強くなっていた。
神力故なのか、極め故なのか、それはわからない。
だが、確実に強くなっていた。
俺の影は、完全に圧倒されていた。

雷鬼影「これは・・・。」

雷鬼影はどうやらやばいと思ったらしく、懐から紙を取り出した。
スペルカードのようだ。

雷鬼影「2枚目のスペルカードだが、やむ終えん・・・。濃霧『自機隠し』!!」

すると、まるで雷鬼影の周りにだけ霧がかかったかのように、消えた。

諮撫徽「それで隠れたつもりか・・・?」

俺は空へと飛び経ち、当たり一帯に神力を張り巡らした。
どう言う風に張り巡らしたかと言うと、九節棍が持つ最後の隠し玉である。
この九節棍、普通のとは違うのは既に前に説明したはず。
例えばハンマーになるとか、十八節棍になるとかそういうもの。
だが、本当の意味で違った。
神が作った道具、神具である。
それゆえ、中に仕込まれてる鎖は実は無限に伸びる。
俺は細かくなるよう十八節棍に切り替え、大きく横に一節目を投げた。
すると一節目、二節目、三節目と、次から次へと伸びて行く。
四方およそ20kmにはなるというくらいの大きな十八節棍の円が完成した。
自分が持つ十八節目に、神力を集中させると、神力の大きなテントのようなものができる。
神力のため、形は分からないが。
このテントのようなものの中にいると、どんな生物がどんな形をしてようと、手に取るように位置が分かる。
今まで神力ではなく魔力、あるいは霊力を利用してこれをつくっていたが、神力が使えると分かった今、こちらを利用している。
俺はハンマーヘッドを取り出し、形を変えた。
このハンマーヘッドは変化させて別の鈍器にすることが可能である。
大きさはその変化故にできた代物であった。
変化させた武器、それは九節棍である。
今張り巡らせている十八節棍とまったく同じものである。

諮撫徽「そこか!!」

九節棍を大きく突き出す。

諮撫徽「捕らえた!!」

雷鬼影「何!?」

諮撫徽「終わりだ。」

九節棍を大きく振り上げる。
すると、先端につかまっている雷鬼影ごと、上へ跳ね上げられた。

雷鬼影「!?」

諮撫徽「とどめだ。秘突『節棍死影突』!!!」

張り巡らせてあった十八節棍を手にとって元に戻し、左手に持つと、右手の九節棍と共に大きく突き出した。
二方からの、突きであった。
それはまるで、ザビエルが槍で二方向から突き刺され、殺されたかの様に・・・。

雷鬼影「がはぁ・・・!!」

だが、槍ではなく九節棍、鋭いところがないため、突き刺さる事はなかった。
ただ、人間で言えば急所に近い。
大ダメージであろう。
雷鬼影は地面に落ちて行く。
俺はそれを追いかけ、地上でキャッチした。

雷鬼影「何故・・・、助けた・・・。俺の負けだ。殺してくれ・・・。」

諮撫徽「お前、駿希にも負けたときに同じ事を言ったのか・・・?」

雷鬼影「そうだ・・・。だが、命は大切にしろといわれ、殺されなかった・・・。」

諮撫徽「なら、俺も同じ事を言うよ。命は大切にしろ。そんな簡単に捨てるものじゃない。」

雷鬼影「・・・。」

雷鬼影はそういわれると黙ってしまった。
俺は雷鬼影をその場に置き、去った。
去り際に、こういい残して。

諮撫徽「自由に生きろ。俺は人が犠牲になるような事をしなければ、それでいい。」

☆時空亭

駿希「遅い!!!!!」

諮撫徽「んだよ・・・。帰ってきて早々大声で怒鳴られたら寿命が縮むぜ・・・。」

駿希「あ、悪い・・・。それはそうと、遅すぎだ。何やってたんだ?」 

諮撫徽「雷鬼影と殺りあってきた。ただそれだけのことだ。」

駿希「雷鬼影は・・・、生きてるのか?」

諮撫徽「当たり前だ。そんな簡単に人を殺すもんじゃない。たとえ、人を殺した事があっても、だ。」

駿希「そうか・・・。」

俺は置いてあった夕飯を速攻で食べ、部屋に戻った。
そしてベッドに寝転び、そのまま寝た。
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