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第1章「東方月幻危」 第07話「エリカ・ドリーム・カラム・リム・トゥルー 後編」

第7話「エリカ・ドリーム・カラム・リム・トゥルー 後編」


☆トシキの身に何かが起こったところから。
前話、駿希の身に何かが起こったその瞬間にSSを終了。
その起こった事とは、いつの間にか、トシキの後ろに多量の弾幕があった。
トシキはそれにまったく気づいておらず、ラッシュを続けたまま。


シブキ(俺の事、なめてるのか・・・?)


他の人には見えてないようだ。とすると、これはエリカによって、俺にのみ見せ付けている光景だろう。
もしかしたら、能力に関係性があって、そのせいで見えていると言う事もあるかもしれないが。
だが、この事をトシキに言ったところで、頭が狂ってると思われるだけだろう。
だからこそ、彼はその事をトシキに言わない。


シブキ(気づけ・・・トシキ・・・。)


だが、その願いも叶わず。
その弾幕は、一気にトシキに襲い掛かった。
いくらトシキが半妖を備えてるとは言え、その弾幕の量は、絶対的なダメージを与えるほどの数だった。
さらには爆発まで起こった。仕込み弾幕のようだ。
これではいくらトシキでも、無理だった。


シブキ「ちっ、トシキがやられた・・・。」


シブキはそうつぶやく。コナユキ達は慌ててトシキに駆け寄った。


シブキ(違う・・・何かが違う・・・。)


シブキは事態を考え直した。よく考えて見れば、あれほどの量でも、トシキに能力を使わせる隙があったはずだ。
そう、爆発が起こる直前、弾幕と弾幕の隙間である。それを考えれば、トシキは普通に立っているはずだ。
それも、たぶん無傷で。
そして、シブキは勘づいた。


シブキ(能力か・・・!面倒な能力だ・・・。)


エリカ(気づかれたようね。なら止めを指すまで。)「恐符『ダークドリーム』!!」


その瞬間、シブキの周りに、多量の弾幕が現れた。


シブキ(逃げ道が・・・ないだと!?)


止む終えず、シブキは丸くなることで、ガードをした。
その弾幕の量は、尋常じゃない。
ダメージも相当なものである。


シブキ「なめたまねをしてくれるじゃないか・・・。」


深手を負いながらも、シブキは立ち上がる。
エリカに注意しつつ、周りを見渡す。
どうやら、トシキはエリカの別のスペカにやられたようだ。
トシキは夢ならすぐに気づく。
時間を操れると言う利点があるためだ。疑問に思えば、すぐに過去を振り返るはずだろう。


エリカ「あの量の弾幕を喰らってなお生きていられるとはね・・・。少し驚いたわ。」


シブキ「わるいな、改めて名乗らせてもらおう。俺は十六夜諮撫徽。人は俺を、神と呼ぶ。」


エリカ「神、ですって?あなたこそ私の事をなめてる?」


シブキ「コナユキ、今日の日付、わかるか?」


コナユキ「本来ならもう3日は立ってるはずだけど・・・。皆既月食が起こってから時間が止まりっぱなしだから9月15日で間違いないわ。」


シブキ「サンクス。通りでいつもより体力消費が激しいわけだ。だが、エリカとやら、お前の運も尽きた様だな。」


エリカ「どういう意味?」


シブキ「やって見れば分かることさ。」


シブキは特定の日にEX化する。
“9月15日”、皆既月食が起こり、そのまま“夜”で、時間を停止されている。
つまり、この間、シブキはずっとEX化したままの状態である。
月食とは言え、夜ということに代わりはないうえ、夜の間は常に月から放たれる光が幻想郷に降り注いでいる。
シブキにとって、ある意味これは好都合だが、もともと人間のため、このEX状態になると体力が消費されることが弱点である。
ただし、気になるほど多量には減らない。ジョギングを1時間した時の体力消費量が、それの2時間に比例する。
本当に微弱な消費のため、気にならないのだ。
だが、ちりも積もれば山となる。3日、つまり72時間、ジョギングを既に36時間し続けている事になる。
どう考えても、疲れるだろう。


シブキ「覚悟は・・・いいか・・・?」


エリカ「それはこっちの台詞よ。」


その瞬間、シブキの姿が消えた。


エリカ(こいつも神速!?早めに決着をつけないと負けるわね・・・。)


だが、EX化したシブキは、トシキですら敵わないパワーとスピードを持つ。
シブキが持っている武器は見た事のない剣だった。


ブゥゥン


電気が鉄を走ってるかのような音。
シブキが手に持っているのは、魔力により作り出した電気を通した、ライトセーバーであった。それも、2刀。
それをエリカに向かって大きく振り下ろした。


ザシュッ


シブキ「!?よ・・・よけられた!?」


手ごたえはあった。
だが、見ればそこには、消えかけた腕が転がっていた。


シブキ「なるほど・・・。これで確定した。お前の能力は、“夢を実現化させる程度の能力”、そうだろ?」


エリカ「察しがいいにもほどがあるわね。でも、バレタ以上、隠すのも無駄だわ。その通りよ。」


シブキ「とすれば、そうだな、俺の能力に近いだろう。だが、それもここまでだ。」


そういうと同時に、シブキの周りに、シブキの持つ武器が浮かんだ。
それらはまるで、7人のシブキがそれを持つかのよう。
シブキは唯一つの武器、杖を持っていた。


シブキ「試作技だが・・・。お前に試してやる。」


その瞬間、魔法による弾幕、加えて武器全ての攻撃のラッシュが開始された。
弾幕を除けば7方向からの攻撃。
そこへ弾幕が四方八方から飛んでくるから、前方位の攻撃となった。


エリカ(これはやばいわ・・・。止めるには・・・頭をたたくしかない!)


エリカは再びいくつかの幻影を別の場所に映し出し、シブキに向かわせた。
その次に、自分自身の周りに軽い防御陣を張る。
これで弾幕によるほとんどの攻撃は防がれる。
あとは幻影がシブキをたたくのを待つだけだ。
だが、シブキもそこまで甘くはない。
幻影の存在を確認したシブキは、そのまま放置した。
その幻影は、じわじわと距離を縮める。
範囲が5m辺りのところで、シブキは弾幕を一時的に止めた。
そして魔法の収束を開始した。
さらに近づかれ、範囲おおよそ3m。
そこへシブキはそれを発動した。


シブキ「エクスプロージョン!」


魔力大爆発が起こった。
それにより、映し出された幻影は全て吹き飛んだ。
間髪いれず、再び弾幕攻撃を開始する。


エリカ(え・・・エクスプロージョンですって!?)


知らない人がいないとされるほど、強力な魔法攻撃。
エリカは終わったと思った。
そして、シブキの持つ武器らから多大な攻撃を喰らい・・・


シブキ「悪いがとどめだ。マスタースパーク!!」


とどめのマスタースパーク。


エリカ「キャァ!!」


それを喰らい、大きく後方へ吹き飛び、その場に倒れた。
エリカは立ち上がろうとするが、体が言う事を聞かない。
もう限界なのだろう。


シブキ「だいぶ苦戦させたな・・・。だが、ここまでだ。どうする、エリカとやら。」


エリカ「な・・・なに・・・が・・・?」


力なく答える。


シブキ「このままここで衰弱して行く体を野放しにするか、俺らに手を出さないと約束して、生きる道を選ぶか。俺は後者を選んでくれた方が嬉しいんだがな。同じ人間が、目の前で死んで行くのを見たくはないからな。まぁ死ぬ事はないだろうけど。」


エリカ「こ・・・この・・・わ・・・たし・・・を・・・たすけ・・・て・・・くれると・・・いうの・・・?」


シブキ「俺は神だが、元は人間だ。それに、神と言えど、罪なき人間を助けるのは神の定めだろ?」


トシキ「お人よしもどが過ぎるぞ。それに罪なき人ではないだろ。」


シブキ「こいつはただ単に縄張りに入ってきた俺らを狩ろうとしただけだろ。それは罪とは言えないだろ。」


トシキ「そうなのか・・・。確かにそれは罪とは言えないな・・・。だが殺そうとするのは間違いだろ。」


シブキ「まぁ確かにな。だが、この辺はそういうところだ。殺るか殺られるかそういう場所だ。ああいう行動も仕方ないだろ。」


トシキ「・・・・。」


シブキの正論に黙り込んだトシキ。
まあ正論と分かっているから反論のしようがないだろう。


シブキ「さあ、どうする?」


エリカ「な・・・なら・・・喜んで・・・後者を・・・選ぶわ・・・。」


シブキは能力を使い、自分が極めてたときのように、自身とエリカを完全回復させた。


エリカ「ありがとう。こんな私のために・・・。」


シブキ「それは願神の定めでもある。俺らはこの先に進む。ここを通っても、文句ないよな?」


エリカ「ええ、文句ないわ。ねぇ、私の願い、叶えてもらっていい?」


シブキ「なんだ?」


エリカ「貴方たちと共に、一緒に行かせて?」


シブキ「だってさ。俺としては叶えてやりたいが、どうする?トシキ。」


トシキ「ひとまず、今はあいつにこの事を聞きに行くのが先決だ。帰りに拾うと約束する。それでいいならその願いを叶えてやってもいいぞ。」


エリカ「わかったわ。それじゃあ、私はここにいるから、必ず戻ってきてね。」


シブキ「期待を裏切って、またさっき見たいな戦闘をするのは願いざけだからな。必ず戻る。」


そしてシブキ達は、エリカに一次的に別れを告げ、さらに先へと進んでいった。
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